ここではトレード振り返りの仕方と、大事な点についてまとめていきます。
FXやバイナリーのトレード振り返りの仕方
トレードの振り返りですが、勝ち負け関係なく記録に残し振り返るようにして下さい。
やることは次の4つです。
- トレードの流れに沿ってできたかの確認
- トレードルールを守れたかの確認
- よかった点、悪かった点を書き出す
- チャートを再度見直す
①トレードの流れ(準備含む)に沿ってできたかの確認
こちらの流れに沿ってできたかの確認です。
市場分析⇒ルールの確認
実際のトレード前の事前準備をきちんとできたかは重要なので、その部分を振り返ります。
②トレードルールを守れたかの確認
トレードルールは全く初めての場合にはいくつかしかないと思います。
トレード振り返りを何度も繰り返すうちにどんどんルールは蓄積しますので、あせらずに進めて下さい。
ロジックに関して何もない場合には、私が公開しているFX転換点手法、バイナリーピンバー手法をもとにしてみてもよいですし、初心者本などに出ている手法でもよいです。
649CLUBの方は倶楽部内で紹介されているものでもOKです。
③よかった点、悪かった点、改善点を書き出す
よかった点、悪かった点を書き出します。
自分の思いつく範囲で構いませんので書き出します。
この作業がとてつもなく重要です。
時間をかけてしっかりと行いましょう。
特にメンタルの面の記録は必ず行います。どういう時に不安になったとか、怒りがきたか、焦ったとか、利確が早すぎたと思ったなどです。
④チャートを再度見直す
トレード後にもう1度チャートを見直すと、そこで新たな発見をすることがあります。
これはポジションを持っていないことにより冷静に判断できるということや、時間が経ったから気付くことということがあるためです。
⑤週末や月末に見直す
その日に振り替えるだけでなく、トレード記録は週末や月末に見直すようにします。
繰り返し見ることで深く頭に刻まれる効果と、あとで見返して新たに気付くこともあるからです。
またトレードをまとめて見ていくと、同じようなことを繰り返していることに気付く場合があります。
ここを修正することでトレード成績が著しく向上することもあります。
FXやバイナリーのトレード振り返りで大事なこととは
終わってから振り返ること
1つのトレードが終わったら振り返るようにします。
すぐに次のポジションを持ったり、ポジション保有中に振り返ることはしないようにします。
1回終わったら振り返る。
これをするとむやみに連打してしまうストッパーにもなります。
ルールを守ったか
自分の決めたルールを守れたかがとても重要です。
エントリー前の準備、実際のエントリー、イグジットまでルール通りに行うことが大事。
それを破って勝っても何の価値もありません。
ルールを守って負けることは勝ちに等しいです。
守ってやるからこそ、そのエントリーの改善したほうがいい点などもわかります。
毎回思いつきでルール無視をしていたら、ただのギャンブル、暇つぶしです。
改善点を必死に探す
振り返ったときに気付いた点、直した方がよい点などを必死に考えて探します。
1つでもいいです。何かないかと探します。
負けたから探すわけではないです。
勝ってももっと改善できないかと探します。
自分の中で「絶対に次から見よう」「次から気を付けよう」みたいなものは次に活かすべくルール化します。
メンタル面も注意深くみます。過去と似たような場面で同じような心理状態になっていないかなどです。
トレード中は色んな感情が出ます。また決済後ももっと保有しておけばよかったなどの感情が出ることもあるでしょう。
ただ、大事なことはルールを守れたかです。
そこに注目しましょう。
きちんと記録に残す
振り返りはきちんと記録に残します。
できたらプリントアウトして、1週間後、1か月後にパラパラとすぐに見直せるようにするのがおすすめです。
PC上、スマホ上でスクショしてちょこっとメモした程度だと、あとで見直さない可能性が高いです。
この記録を軽視するからいつまでも成長しないというふうに考えを改めないとダメです。
大事なことなんだから手間をかけようと考える人は成長が早いです。
トレード記録の重要さがわからないのはそもそもやらないからであって、まずは1ヶ月やってみようと取り組んでみるとよいです。
次のように考える人が9割以上なので、ほとんどの人が勝てないのだと考えています。
- 自分はやらなくても勝てるようになる
- そこまでしなくてもすぐに勝てる手法があるはずだ
- どうにもならなくなってからやろう
とくに負けトレードの振り返りは頭にきてやる気が起きないものです。
でもトレードは正直で、自分を映す鏡のようなもの。
回数を重ねて結果が出ないなら歯を食いしばって見直すしかありません。
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